



1960年代前半にベクシンスキが傾注した彫刻・レリーフ作品をはじめ、追悼版や第 I 巻未収録の70年代「幻想の時代」の名作群(ネット上で話題になった「三度見たら死ぬ」作品も収録)、さらに80年代の名作、90年代の名作、2000年代の名作を厳選。そして壮絶な死の現場に遺された最晩年の作品も紹介。
テキストには60年代抽象主義的な彫刻の時代、ドモホフスキとの邂逅、80年代以降最晩年までのベクシンスキの仕事(CG作品を含むベクシンスキの全生涯を俯瞰)、また谷川渥、藤田博史各氏による渾身のベクシンスキ論を収録。
★【ベクシンスキ作品集成 I ~ III 内容構成】
第一巻:芸術家としてのスタートを切った50年代の写真作品と70年代、80年代の作家の代表的な絵画作品
第二巻:80年代~90年代および晩年の絵画作品、60年代の彫刻レリーフ作品
第三巻:60年代~70年代に精力的に描かれたドローイング作品(モノタイプ、ヘリオタイプ作品を含む)
見開きやディテール拡大図を交え、片ページの場合でもより大きく図版をレイアウト。
ベクシンスキの絵画作品を俯瞰した『ベクシンスキー』との図版重複は避け、いずれも新紹介の作品で構成。
三巻を通してベクシンスキの静謐な廃墟美学が響き渡る美しい装丁。
『ベクシンスキ作品集成 II/絵画・彫刻・レリーフ』【特装版】
□仕様:A4判/上製本/函装/約120頁
□収録図版:カラー図版55点以上+普及版未収録作品
□エッセイ:谷川渥、藤田博史